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【脱炭素・SDGs・ESG】Honda:副生水素活用燃料電池で実証開始

2025.08.12

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(出典:HPより)


Hondaはトクヤマ、三菱商事と共同で、副生水素と車両由来燃料電池を再利用した定置用燃料電池電源のデータセンター向け実証を山口県周南市で開始した。NEDO事業の一環として採択され、公共・民間施設のGXと地域のDX推進を狙う。実証では、トクヤマの食塩電解で得られる副生水素を用い、HondaがFCEVから再利用した燃料電池電源から、三菱商事運営の分散型データセンターに電力を供給する。非常用・常用・ピークシェービングなど多様な運用パターンをEMSで切り替え、経済性・事業性を検証する。

燃料電池電源は250kWユニットを最大1,000kWまで連結可能で、起動から10秒以内に電力供給を開始。CO₂やNOx排出ゼロで、低温環境下でも稼働できる。生成AIや自動運転などデータ処理需要が急増する中、低炭素かつ安定供給可能な電源としての活用を模索する。HondaはFCEVに加え、商用車、定置電源、建設機械を燃料電池活用の重点領域と位置づけ、製品提供からアフターサービスまで一貫支援を行い、脱炭素社会の実現に貢献する方針。

【出典】
副生水素と車両からのリユースを想定した定置用燃料電池電源を活用した実証を開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。