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【蓄電関連】東レリサーチセンター、全固体電池の劣化原因を解明

2025.05.18

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(出典:HPより)


東レリサーチセンター(TRC)と産業技術総合研究所(産総研)は、多角的な機器分析を駆使し、全固体電池の性能低下の原因を解明した。

研究チームは、充放電サイクルにより全固体電池内部の正極層で、活物質と固体電解質の剥離が発生し、イオン伝導度の低下を引き起こすことを発見した。また、硫化物固体電解質の化学構造変化も確認され、これが電池性能の劣化につながることを突き止めた。

これらの知見は、製造プロセスの改善や材料開発に貢献し、全固体電池の早期実用化を加速させるものと期待される。研究成果は、2025年4月4日に学術誌「ACS Applied Energy Materials」に掲載された。今後、同様の解析手法は金属リチウム電池など次世代電池の開発にも応用される見通し。

【出典】
全固体電池の性能低下の原因を多角的な機器分析によって解明 ~全固体電池実用化に向け、材料開発や製造プロセス改善などの観点から研究・開発の加速に貢献~
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。