【次世代自動車・充電器】イオンモール：再エネEV充電、全国展開へ

イオンモールは、地産地消の再生可能エネルギーによる電気自動車（EV）充電サービス「再エネEVステーション」の運用を開始した。第1号はイオンモール宮崎に設置。今後も全国展開を進める方針だ。再エネ導入をEV充電まで拡張するのは国内大手流通では先行的な動きで、モール全体を再エネ供給拠点として位置づける。

同社は脱炭素社会の実現を掲げ、2040年度までに直営モールでの再エネ自給率100％を目指す。現在、全国51モールが実質CO2フリー電力で運営されており、再エネ由来のEV充電電力も供給されている。V2AEON MALLと呼ばれるサービスでは、家庭の太陽光発電による余剰電力をEVを介してモールへ供給すると、利用者にポイントが還元される。地域住民の参加を促す仕組みで、再エネ活用の裾野拡大を図る。

EV充電器の設置は2025年2月時点で普通充電器1,147台、急速充電器194台に達し、今後も拡充予定。加えて、駐車場スペースを活用したソーラーカーポートの導入も全国50店舗以上で進め、再エネの地産地消モデルの中核拠点としてモールの役割を広げる。流通業からの脱炭素アプローチが次世代都市型インフラの一端を担い始めた。

【出典】
▷～１００％再生可能エネルギーを充電～「再エネＥＶステーション」を開始しました
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。