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【統計】冷凍空調機器:2024年度出荷実績は堅調、猛暑と設備投資が追い風

2025.03.01

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(出典:HPより)


日本冷凍空調工業会は、2024年度の冷凍空調機器の国内出荷実績を発表した。記録的な猛暑や企業の設備投資回復を背景に、主要製品の出荷台数が前年を上回った。家庭用エアコンは9,335,359台(前年比106.4%)と堅調に推移し、業務用エアコンも839,100台(前年比104.1%)と増加。ヒートポンプ給湯機も政府の補助政策の影響で667,500台(前年比108.2%)と大幅に伸長した。

 一方、2025年度の出荷見通しは横ばいとなる公算が大きい。家庭用エアコンは9,071,000台(前年比97.2%)とわずかに減少し、業務用エアコンも832,800台(前年比99.2%)と微減の予測。家庭用ヒートポンプ給湯機に関しては697,000(前年比104.4%)とみている。エネルギー価格の高騰や環境規制の強化が進む中、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)やZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の普及に伴い、省エネ性能の高い機器の需要が底堅く推移すると分析した。

【出典】
冷凍空調機器の国内需要統計
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。