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【ゼロエネ建築】業界動向:2025年09月度

2025.09.30

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太陽光発電を中心とする脱炭素領域にフォーカスした専門メディア『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
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■ 2025年9月度(9月1日~9月26日)

【企業/広報・IR・事例】
| グリーンエナジー&カンパニー/エスエムエスクラス/グリーンエナジー・ライフ | 8.26 |
グリーンエナジー&C、ZEH障がい者GHに参入
グリーンエナジー&Cがヘルスケア事業に本格参入。子会社グリーンエナジー・ライフが徳島市でZEH仕様の日中サービス支援型グループホームを受注。太陽光23.63kW搭載、断熱・耐震強化で運営コスト低減を狙う。

【府省庁/政策動向】
| 環境省 | 9.1 |
環境省、ZEB等8事業の公募開始
環境省がZEB普及、省CO2改修、LCCO2先導、新設独立型施設や水インフラ、国立公園、サステナブル倉庫等の8事業で公募開始。9/1~9/26必着。脱炭素と建築物の省エネ・LCA対応を加速し、導入支援を拡充。

【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 9.4 |
LCC算定制度の検討会
建築物のライフサイクルカーボン算定・評価を促進する制度の第5回検討会を開催。GX価値の見える化を通じ、建設から解体までのCO2削減を議論。中間骨子案を協議し、公開配信・資料は後日公表予定。

【企業/製品・サービス】
| 旭化成ホームズ | 9.5 |
生涯CO2ゼロ戸建発売
旭化成ホームズが新商品「earth-tect」を発売。自社由来の実質再エネと非化石証書を活用し、建設〜解体の60年でLCCO2収支ゼロを目指す。高断熱・太陽光・蓄電池で自家消費率を高め、環境価値の見える化も実装。

【自治体/政策動向】
| 新潟県 | 9.8 |
雪国型ZEHのぼり旗貸出
断熱・気密を高水準とする雪国型ZEHの普及へ、登録ビルダー等にのぼり旗を無償貸出。原則2か月、郵送対応。多雪寒冷で暖房起因のCO2が全国平均の2倍という実情を踏まえ、販促支援で住宅のゼロエネ転換を後押し

【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 9.8 |
省エネ改修25件採択
既存非住宅の省エネ改修を支援する既存建築物省エネ化推進事業で25件を採択。外皮改修や高機能換気、20%以上の省エネ効果等を重視し、外皮比率高は15%基準を適用。補助率1/3、限度5,000万円で投資を後押しし第2回公募は実施せず

【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 9.8 |
省CO2先導PJ採択
省CO2先導プロジェクト2025として11件を採択。庁舎や銀行本社、新図書館等でZEB ReadyやOriented、自然エネルギー活用やDXを先導。一般部門9件、中小規模2件で、地域性と快適性を両立するリーディング案件を支援

【企業/製品・サービス】
| ヤマト住建 | 9.8 |
LEGANTIA発表
高断熱住宅「LEGANTIA」を展開。断熱等級7・G3相当、UA0.25を掲げ、平均C値0.29で気密性を訴求。屋根・外壁・内壁・基礎の多層断熱に加え、三層ガラス樹脂サッシや第一種熱交換換気を標準化。プレミアムキッチンの選択肢も拡充し上位性能を前面に出す

【企業/広報・IR・事例】
| リップル | 9.9 |
埼玉初、中古戸建でZEH水準改修
リップルが埼玉県初の中古戸建ZEH水準リノベを公開。築37年物件で断熱強化と高効率設備により一次エネ消費を削減。9月13~14日に狭山市で見学会を実施。新築高騰と脱炭素の課題に、中古再生の選択肢で応える。

【企業/広報・IR・事例】
| 矢作建設工業 | 9.10 |
研究施設がZEB・ウェルネスS認証
研究施設を改修しZEBとCASBEE-ウェルネスSを同時取得。断熱強化や空調・照明最適化、太陽光創エネで一次エネルギーを基準比126%削減。空間ゾーニングやバイオフィリック設計で健康性・快適性も改善。脱炭素と人材定着に資する事例。

【研究機関/広報・IR・事例】
| 関西大学 | 9.17 |
千里山キャンパス棟がZEB達成
関西大学は千里山キャンパス第2学舎4号館の空調更新でZEB最高ランクを取得。BEIは0.47、BELS★★★★★。大規模構造改修なしで既存建物の省エネ性能を引き上げた。学内の脱炭素化と運用効率向上を両立。

【企業/広報・IR・事例】
| フェイスネットワーク | 9.18 |
ZEH-M認定の投資用マンション
自社開発の賃貸「GranDuo武蔵小山5」がBELS評価を取得し、ZEH-M Oriented認定。断熱強化と高効率設備で一次エネ20%以上削減を計画。環境性能と資産性の両立を訴求し、投資商品の質を高める。2026年3月竣工予定。

【企業/広報・IR・事例】
| 大京/穴吹工務店 | 9.24 |
日本初ZEH-M認定の分譲竣工
世田谷八幡山でZEH-M最高区分と全戸ZEHを同時達成の分譲が竣工。高断熱・高効率設備と屋根太陽光で住棟・各住戸の一次エネを100%超削減。BELS取得済み。駅徒歩3分、1LDK+DEN~3LDKで今秋入居開始。

【府省庁/政策動向】
| 経済産業省 | 9.26 |
GX ZEHを新定義、普及加速
経産省がZEHと集合住宅ZEH-Mの新基準「GX ZEH」「GX ZEH-M」を定義。高水準の省エネと再エネ自家消費拡大を柱に、住戸自給率の向上と設備要件の見直しを促す。2030年代後半の普及像を示し、2050年CNと整合した住宅脱炭素を加速。委員会審議とパブコメを経て定義を確定、実装指針を示した。