【給湯・空調・換気】業界動向:2025年09月度
太陽光発電を中心とする脱炭素領域にフォーカスした専門メディア『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
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■ 2025年9月度(9月1日~9月26日)
【企業/製品・サービス】
| パロマ | 8.25 |
▷パロマ、ウルトラファインバブル給湯器発売
パロマがウルトラファインバブル発生装置を内蔵した給湯器「BRIGHTS GRAND」を9月10日発売。微細泡で排水管や水垢の付着を抑え清掃負担を軽減。ハイブリッドプラスと組み合わせ、省エネ性も高める。
【企業/製品・サービス】
| パナソニック | 8.29 |
▷パナ、A2Wチェコ新棟が本格稼働
パナソニックが欧州A2W生産拠点で新棟稼働。自動化と内製化を進め、年産15万台から将来最大約70万台へ拡張可能とする計画。R290採用機の供給体制を強化し、太陽光1MW導入等で工場のCO2排出ゼロを目指す。
【企業/統計・調査・資料・他】
| 三菱地所ホーム | 8.29 |
▷家庭内空調の実態 24時間派過半
三菱地所ホーム調査で、エアコン24時間稼働が過半。一方で電気代・冷えすぎへの懸念が停止理由の首位。風当たりや温度ムラへの不満が顕在化し、全館空調など均一で負担の少ない冷房環境への需要が高いことが浮き彫り。
【企業/広報・IR・事例】
| 中部電力ミライズ/トーエネック/中電エナジーサービス/サンジュニア | 8.29 |
▷中部電力ミライズ、エコキュート販路を拡大
中部電力ミライズが実施中の「エコキュート買い替えキャンペーン」で対象販売店にトーエネックを追加。中電エナジーサービス、サンジュニアに続き愛知・岐阜・三重・静岡・長野で取り扱いを拡充。ポイント還元で買い替え需要を喚起。
【企業/製品・サービス】
| パーパス | 9.1 |
▷エコジョーズ新型Flashを発売
パーパスがふろ給湯器エコジョーズのスリムタイプを全面刷新し「Flashシリーズ」を発売。本体を小型軽量化し、最小給湯0.3号と最低作動流量1.5ℓを実現。流量変動でも温度がブレにくく、節水器具や美容系シャワーでも快適性を確保。重塩害対応塗装や見守り機能も継承。10月1日発売。価格は40万円台からの設定。
【企業/製品・サービス】
| パナソニック | 9.4 |
▷薄型おひさまEC発売
パナソニックが昼間沸上げ型「おひさまエコキュート」に薄型を追加。奥行44cmで狭小地に対応し、日射量シフトで自家消費を最適化。JIS3.0達成で給湯省エネ2025の上限補助対象。価格訂正も同時公表。
【企業/製品・サービス】
| 佐原 | 9.8 |
▷新フラットファン発売
24時間換気の新モデルを発売。東北芸工大と協業し、室内クロス一体化にも対応する意匠とWシロッコで高効率排気を両立。省エネ・静音性を強化し、マグネット式パネルで清掃性を向上。外壁通気層利用で穴あけ不要(直貫通型除く)。発売は9月3日
【研究機関/研究・開発・実証】
| 早稲田大学 | 9.9 |
▷寝室換気は基準の2倍必要
寝室換気と睡眠の質を17研究で整理。CO₂が1,000ppmで睡眠効率・深睡眠が低下、800ppm以下を暫定目標と提案。達成には一人当たり約8L/sの外気供給が必要と推計。基準見直しや高効率換気の開発につながる知見。
【企業/統計・調査・資料・他】
| 三菱地所ホーム | 9.10 |
▷空調の葛藤、快適優先が6割
電気代高騰と猛暑下で家庭の空調行動を調査。エアコンは快適性を優先が約6割、長時間使用は「贅沢」と感じる層が約7割。睡眠・集中力低下など生活影響も顕在化。全館空調の認知は浅く、両立への懐疑は残るが、解決策への需要は高い。
【企業/製品・サービス】
| パナソニック アーキスケルトンデザイン | 9.12 |
▷普及価格帯の全館空調を拡充
耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の家に、全館空調「ウイズエアー ディライト」採用仕様を追加。天井高最大約2.7mとダクト式を両立。規格プランや機器配置マニュアルで設計負荷を下げ、10月1日発売。地域工務店で搭載拡大を狙う。
【各種団体/政策動向】
| 給湯省エネ2025事業事務局 | 9.17 |
▷給湯省エネ 撤去加算申請70%到達
給湯省エネ2025の撤去加算(電気温水器・蓄熱暖房機撤去)で、予算目途32億円に対する申請額が70%に到達。上限到達で当該加算は終了見込み。高効率給湯器の補助受付は継続し、早期申請を促す局面。
【企業/研究・開発・実証】
| パナソニック/群馬パース大学 | 9.19 |
▷次亜塩素酸で空間除菌効果を実証
空質空調社と群馬パース大が、実使用空間で気体状次亜塩素酸と微粒子除去の併用効果を検証。2.25時間で浮遊菌を14.5%まで低減、8m離隔でも付着菌59–99.7%減。家庭・公共空間の感染対策手段として有効性を示した。
【企業/製品・サービス】
| ボッシュホームコンフォートジャパン | 9.25 |
▷断熱判定で省エネ「新エアコン」
新機能「LAB制御」で室温安定時に低出力へ自動移行し、断続運転を抑制。住宅断熱や外気を判断して省エネと快適性を両立。自動清掃等を備え、800mm以下の筐体で展開。全10機種を10月31日から販売開始。