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【脱炭素・SDGs・ESG】清水建設:廃プラスチックを新築建材として再利用、資源循環を現場内で完結

2025.10.09

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(出典:HPより)


清水建設は、建設現場で発生するプラスチック廃棄物を新築建材の原材料として再利用する「Site to Site」型マテリアルリサイクルの取り組みを開始した。初弾として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の現場で、再資源化材から製造したOAフロア部材を現場に還流する。廃プラスチックを現場ごとに分別・再資源化し、床パネル支持脚頂部のプラスチック部材として活用する。

これまで廃プラスチックの多くはサーマルリサイクルに回され、マテリアルリサイクルは15%にとどまり、国内での同一現場内再利用はほとんどなかった。今回の取り組みでは、リサイクラーによる材料化後、ニチアスがリサイクル部材を製造し、約4万個を搬入。1万㎡分のOAフロアに使用する。建設廃棄物の3~4割を占める廃プラスチックの循環利用が広がれば、資源循環社会実現に大きく寄与する。同社は今後、自社の他現場にも順次展開する。

【出典】
建設現場で発生した廃プラスチックを新築建材として再生利用
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。