【断熱材・窓】デコス:国内初、断熱材でカーボンネガティブを実現

(出典:HPより)
新聞紙を主原料とするセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」が、国内の建築用断熱材として初めてカーボンネガティブを達成した。製造時のCO2排出量を自社調べで国内最小としつつ、製品のライフサイクル全体で排出量を上回る炭素を固定。一袋あたり9.8キロのCO2削減効果を確認した。建設業は産業別CO2排出量の37%を占め、国の2050年カーボンニュートラル目標の下、建材の排出削減が急務となっている。国交省の脱炭素アクションプランで公共工事の評価基準に建材の排出量が盛り込まれたことも追い風となり、建材分野の低炭素化は加速が見込まれる。
デコスファイバーは、炭素固定化量16.9kgに対し、製造時排出量7.1kgと差し引きでカーボンネガティブを実現。他の断熱材に比べ製造エネルギーを大幅に抑え、熱や水を使わず電気のみで生産。さらに廃棄物の100%リサイクル化、JR貨物による輸送のモーダルシフトなど、排出削減策を徹底している。調湿性・吸音性にも優れ、エコリーフを取得した環境性能の高さも特徴。建材分野でのカーボンネガティブは、脱炭素社会の鍵を握る技術として注目を集めている。
【出典】
▷国内初、デコスファイバーがカーボンネガティブ断熱材に 1袋当たり9.8キロのCO2排出の削減を確認 使えば使うほど二酸化炭素排出を抑える脱炭素社会の断熱材
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。