【統計】経済産業省:エネ需給、再エネ比率最高に

(出典:HPより)
経済産業省資源エネルギー庁は、2023年度のエネルギー需給実績(確報)を公表した。最終エネルギー消費は前年度比2.7%減となり、企業活動の鈍化や気候要因を背景に全分野で減少。一次エネルギー国内供給も4.0%減少し、化石燃料は7.0%減と1991年度以降で最大の落ち込みとなった。
一方、非化石燃料の供給は11.1%増。原子力発電が51.7%増、再生可能エネルギーも太陽光やバイオマスの伸びにより6.3%増加した。非化石電源の比率は31.4%と東日本大震災以降で初めて30%を上回り、再エネ(水力含む)は22.9%を占めた。
発電電力量は1.4%減の9,877億kWhで2010年度以降で最少。エネルギー自給率は15.3%と震災後で最高水準となった。エネルギー起源の二酸化炭素(CO₂)排出量は9.2億トンと過去最少を記録し、2013年度比で25.4%の削減となった。
脱炭素化と省エネルギー化の進展を裏付ける結果となり、今後の政策動向への反映が注目される。
【出典】
▷令和5年度(2023年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(確報)
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。