【ゼロエネ建築】ライオン、小田原にZEB新工場竣工

ライオンは、神奈川県小田原市の工場敷地内に新たな医薬品製造施設を竣工した。一般用医薬品市場の拡大と生産の安定供給に対応する狙いで、生産能力は従来比約1.4倍に引き上げた。あわせて環境配慮型の設計を導入し、同社工場として初の「ZEB Ready」認証を取得した。

新工場では原材料の搬送や生産プロセスの自動化により効率化を実現。年間一次エネルギー消費を50％削減し、省エネ建築物としての性能を示すBELS評価で高水準を記録。ヒートポンプチラーの採用により、CO₂排出量の抑制も進めている。

また、将来の海外輸出に備え、PIC/S GMPに準拠した製造管理体制を導入。アジア圏を中心とするグローバル展開を見据えた生産拠点としての機能も担う。従業員の快適性にも配慮し、コミュニケーションを促進する新設の休憩室など職場環境の整備も進めた。

ライオンは今後も、環境負荷の低減と持続可能な事業運営の両立を目指し、生産体制の強化と国際展開に注力する方針。

【出典】
▷生産能力増強に向け、環境配慮型の医薬品新工場が小田原に竣工
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。